商用Webサイト制作に必要なもの【独自ドメイン編】

商用ホームページに必要な独自ドメイン

商用Webサイトを作成する上で、必要になる独自ドメインとは?

これから商用Webサイトを作成しようとお考えの方なら、必要なものがいくつかあります。
今回は【独自ドメイン編】ということで、Webサイト作成前の基礎中の基礎をジェネちゃんにお話ししてもらいましょう。

独自ドメインとは

どうも!
お久しぶりの青峰ジェネですっ!


チャー坊です。


今日のお題は「独自ドメイン」なんだね。


うん。
カンタンに説明をお願いね。


りょーかいっ!
まずドメインっていうのは、Webサイトの住所にあたるものだと思っていいわね。
住所だからこの世に同じものは存在しません。
例えばこのサイトで言うなら「genevis.co.jp」の部分がドメイン。
そんでもって、みんながよく使ってるURLっていうのは「https://genevis.co.jp/」の部分のことを指すのよ。


なるほど。
よく名刺とかにもURLって書いてることはあるけど、ドメインとは書いてないもんね。
じゃあ、独自ドメインとドメインの違いは?


独自ドメインっていうのは、名前の通り「独自」のドメインのこと。
独自ってのは「他と違い、それだけに特有であること」と出てくるわね。
分かりやすい例をだすと・・・そうね。
みんなが知ってる「Yahoo!(以下、ヤフー)」で説明してみよっか!


ヤフーのドメインは「yahoo.co.jp」だよね?


そのとーり!
でもここで「独自」の意味が分かるのよ~。

ヤフーの独自ドメインはチャー坊の言うとおり「yahoo.co.jp」。
でもヤフーは、日本最大級のポータルサイトと言われるだけあって、いろいろな情報をカテゴライズしているのよね。
例えばヤフーオークションやヤフーニュース、ヤフーショッピングとかね。


うん、それはボクでも知ってる。


そこで、情報を分かりやすく整理するために「サブドメイン」というものが使用されているわ。
サブドメインはこんな感じになってるの。

サブドメインとは

【ヤフーオークション】
auctions.yahoo.co.jp
【ヤフーニュース】
news.yahoo.co.jp
【ヤフーショッピング】
shopping.yahoo.co.jp

このアンダーラインの部分をサブドメインっていうの。
サブドメインはヤフーみたいな大型サイトではよく使われるけど、一般的な企業やお店のWebサイトでは、あまり使われない傾向にあるわ。


サブドメインを使うメリットってなにかあるの?


いい質問ね!
サブドメインにはメリットとデメリットがあるの。
メリットはヤフーの使い方みたいに、カテゴリーを分けて目的別にURLを表記できることと、一つの独自ドメインの維持費用だけで済むこと。
また、サブドメインは独自ドメインの評価(ドメインパワー)をそのまま引き継ぐことができる点かな。
新しくWebサイトを作る時に、新しい独自ドメインを取得する必要もなくドメインパワーの恩恵を受けることができるってわけ。


それならメリットしかないじゃない。


ぶっぶー。
それほど甘い話じゃないのよ~。
このメリットはあくまで独自ドメインの評価が高い場合の話。
ヤフーみたいな有名で質の高いサイトだからこそ、その力が発揮できるってこと。
言い換えれば、一般的なサイトがサブドメインを多用すると、それぞれのサブドメイン毎に評価が分散されちゃうからデメリットになりかねないってことね。


ふむふむ。
だから一般的なサイトではサブドメインはあまり使わないってことなんだね。


まあカンタンに言うとそうなるわね。
それに独自ドメインで運営しているサイトの評価が低い場合には、サブドメインのサイトまで評価が下がってしまう可能性もあるのよ。


それは困るね。
じゃあ独自ドメインの評価はどうすれば上がるの?


またまたいい質問!
ドメインの評価を上げるには、質の高いコンテンツをユーザーに提供していく必要があるわ。
この話は長くなっちゃうからここでは割愛するけど、Webサイトを作る際に独自ドメインを取得する時の注意点だけ伝えておくわね。


え?
自分の好きな名前で取得すればいいだけじゃないの?


ノンノン。
もちろんドメインはできるだけ短くて提供しているサービスや情報に見合ったもの、社名や店名などにちなんだものを取得することが多いんだけど、そのドメインが過去にどんなサイトで使用されていたかどうかを調べることも重要になってくるわ。


さっきドメインはこの世で一つ、同じものは無いって言ってたじゃない。


それはその通りなんだけど、電話番号でも過去に誰かが使っていた番号を一定期間眠らせてから次の人に付与することがあるでしょ?
ドメインもそれと同じで、今空いているドメインでも過去には誰かが使っていた可能性だってあるわけ。
そうなった場合、過去の所有者がどんなサイトを運営していて、どの程度の評価を受けていたのかが引き継がれる可能性があるってこと。
逆にドメインオークションといって、評価の高いドメインをオークション形式で買うこともできるのよ。
評価の高いドメインとか使いやすいドメインほど高額になっちゃうけどね。


へー、なんでも商売になっちゃうんだね・・・。
ところで、ドメインって「.com」とか「.co.jp」とか種類が色々あるみたいだけど、その違いはなんなの?


これも話すと長くなっちゃうからカンタンに言うわね。
ドメインっていうのは、ドット「.」で区切られてるのが分かるよね?
この区切られた一番後ろの部分を「トップレベルドメイン(TLD)」って言うの。
ちょうどチャー坊が言った「.com」とかの部分がそうよ。
ちなみに「.co.jp」の.co の部分はセカンドレベルドメイン(SLD)と呼ばれてるわ。
TLDには色々なものがあって「ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)」、「スポンサー付きトップレベルドメイン(sTLD)、国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)とか、いーっぱい種類があるの。


なんかややこしくなってきたね・・・。


そうなのよ。
こんなの知っててもトクしないから忘れちゃいなさい(笑)


うん、そうする。


ただ、これだけは覚えておいて。
日本に与えられたccTLDは「.jp」「.co.jp」「.ne.jp」みたいに、最後に「JP」が付いてるわ。
それと「.com」とか「.org」とか「.net」とか、ちゃんと本来は意味がある言葉なのよ。
メジャーなものだけ紹介しとくわね。

日本でメジャーなトップレベルドメイン

【.com】
commercialの略。
主に商用で使用されることを目的としていたが、個人でも団体でも使用可能。
一番人気のgTLDで空いていない事が多い。
【.net】
networkの略。
主にネットワークインフラで使用されることを目的としていたが、個人でも団体でも使用可能。
【.org】
organizationの略。
主に団体で使用される。
過去には非営利団体でよく使用されていたが、近年では個人でも使用されている。
【.info】
informationの略。
主に情報サイトで使用されるが、近年ではあまり意識されず個人でも団体でも使用されている。
【.biz】
businessが由来。
その名のとおり主にビジネスで使用される。
個人か法人かは関係なく、商用利用に限定されている。
【.jp】
日本に与えられたccTLD。
汎用JPドメインと呼ばれる。
日本国内に住所を有していないと取得できない。
【.co.jp】
.comと同じくcommercialの略。
属性型JPドメインと呼ばれる。
.jpに.coというセカンドレベルドメイン(SLD)が付いている。
日本国内に登記されている法人や組合でないと取得できない。
【.go.jp】
governmentの略。
属性型JPドメインと呼ばれる。
日本の政府機関のためのドメイン。

長い。
ちょっとどうでもよくなってきたね。


ムキー!
まあメジャーなTLDのものが空いているなら好きなドメインを決めたらいいわよ(笑)
ただし、取得前に調査だけは忘れないでね。
調査できるツールのリンクを貼っておくわ。
Wayback Machine (英語サイトになります)


じゃ今日はこれで終わりかな?


最後にもうあと2つだけ!
ドメイン取得を業者に依頼せずに自分で取得する場合の注意点を言い忘れてたわ!

ドメインを自分で取得管理する際の注意点

ドメインを取得する時には、ドメインの所有者情報を入力する必要があるの。
難しいことは省略するけど、知識のある人ならこの個人情報はカンタンに調べることができてしまうわ。
ドメインっていうのは基本的に1年単位で更新することが多いんだけど、この個人情報を悪用してドメインの更新時期じゃないのに「更新しますか?最後通告ですよ」と偽ったメールが届くことが多いのよ。
しかも更新の料金をとっても高い金額で提示してくるの。
うっかりこういうメールに反応してしまうと大変なことになるから本当に要注意よ。
もし、そういったことを回避したいなら、信頼できる業者に登録も更新も個人情報の公開代行もぜーんぶ任せてしまうのも一つの手ね。


そんな悪い人がいるんだね・・・。


知識のない人を騙すひどい手口よ。
そういった意味でも最低限の知識を身につけることは自衛にもつながるってわけ。
それともう一つ最後に。
話が最初に戻っちゃうけど、独自ドメインが有料なのは分かるよね?


話の流れで有料なのは分かったよ。
いくらぐらいするの?


ドメインの取得にかかる費用はどのTLDを選ぶかによって異なるわ。
あと、どこの会社で取得するかによっても変わってくるんだけど、1年目だけ激安で2年目からは割高ってところもあるし、キャンペーンで安い時期とかもあるから一概にいくらとは言えないのよね。
あと、ccTLD以外のドメインは世界共通で使われるものだから為替レートによっても日本円で支払う場合は多少前後することもあるんだよ。
キャンペーンとかを除けば、2017年11月時点では1,400円前後~6,000円前後ぐらいじゃないかな。


なんでそんなに幅があるの?


さっき言ったオークションとかになると10万円を超えるドメインだってあるし、JPとか日本のものは割高なのよ。
その国の物価の影響を受ける部分もあるんじゃないかな。


なるほどね。
でも10万円って・・・。


企業が将来ずっと使っていくこと、ドメインパワーが強くて被リンクまで付いていることを考慮すれば10万円でも安いと考える人だっているのよ。
それにオークションが高いのは初回の取得時だけだしね。
でも被リンクを後で買うのだけは絶対にダメ!


被リンクってなに?


被リンクっていうのは、インバウンドリンクとも呼ばれるもので、そのドメインに対して誰かがリンクを貼ってくれることを言うの。
逆にさっき紹介したドメイン調査ツールみたいに、こっちのサイトから貼るリンクを発リンクとか外部リンクとかアウトバウンドリンクって呼ぶんだよ。
まあそんな名前はどうでもいいとして、被リンクを買うと検索エンジンから重いペナルティを受けちゃうことがあるからダメ!絶対!


ふーん。
なんでも商売になっちゃうんだね。


あんたさっきもそれ言ってたよね(笑)
とにかく「リンクを売ります~」みたいな営業してくる業者は相手にしないことね。
そういうのをブラックハットSEOって言うのよ。


黒い帽子の瀬尾さん?


瀬尾さんって誰よwww
エスイーオーって読むのよ(笑)


あー、いつもジェネちゃんが言ってるSEOのことね。
なんか話がドメインから逸れちゃってるし。


ごめんごめん(笑)
SEOの話はまた編集部の人がいつか指示してくるでしょ。
その前フリよ!フリ!


ところで、無料で使えるドメインもあるって聞いたけど、それはダメなの?


あー、肝心な部分を言い忘れてたわ・・・。
確かに無料ブログとかだとドメインも無料で使えるわね・・・。


じゃあお金いらないんじゃないの?


無料ブログはあくまで趣味で使うものと割り切った方がいいわ。
今回のタイトルを見てみなさいよ。
「商用Webサイト」って書いてあるでしょ?


商用だと無料ドメインはダメなの?


無料には無料の理由があるのよ・・・。
これも話すと長くなるから機会があればまた話すけど、結論だけ言えば商用で無料ドメインは「無し」ね。


そうなんだ。
タダより高いものはないって言うもんね。


どこでそんな言葉覚えてきたのよ(笑)
とにかく、商用サイトを作るならドメインのお金はケチっちゃダメ!
平均で年間3,000円だとしても月250円、1日10円かからないんだから。


そっか。
じゃあドメインの話はこのぐらいで終わりかな?


ドメインの話はおおむねこんな感じだけど、ドメインを取得しただけじゃWebサイトは公開できないわ。
例外を除けばサーバーが絶対に必要だからね。


え?
まだ話つづくの?


今回は【独自ドメイン編】ってタイトルだし、サーバーの話はまた今度だね。


ジェネちゃんがめずらしく空気読んでる・・・。


うるさいわね!
私だって前回でちょっとは反省してるんだから!


実は次回はサーバーの話ってお題がもう出ちゃってるんだ。


え!?
もう次回のお題が決まってるの!?


なんか編集部の人がドメインとサーバーはセットみたいなものだって言ってたよ。


まあ確かにそうね。
じゃあもうせっかくだし、サーバーの話もついでに


今日はここで終わります!
次回もお楽しみに!


またこのパターン・・・。