古き良き時代から、新しき良き時代へ

現代では小学校一年生(6歳~7歳)からパソコンを使った授業があるらしいですね。
学校によっては、6歳~7歳にして一人一台のタブレット端末を与えられることもあるといいます。

現状、ミニマムライフ世代(1980-1988)以降生まれのメンバーが少ない弊社からすると、考えられなかったことです。
この世代の方が7歳頃に使っていたデジタル機器と言えば、家庭用テレビゲーム「初代ファミコン」でしょう。

ファミコンも「ファミリーコンピュータ」という正式名称で、「コンピュータ」の名を冠してはいますが、当時のファミコンのスペックは、ガラケーにさえ到底およびません。
スマートフォンやタブレット等と比較すると、天と地の差があります。

そしてこのような時代の変化、デジタル機器の進化は現代では常識となり、近い将来「情報技術(IT)」は、今よりもっともっと我々の生活に浸透していくでしょう。

自動車業界でも、レースにおいて競われる基準はエンジンやサスペンション等の性能がメインですが、そのエンジンでさえ、制御しているのはコンピュータです。
一般消費者が乗る自動車はハイブリッド化や電気化が進む中、自動ブレーキや自動運転技術などのデジタル部分での競争へと変化しています。
当然、このデジタル化の流れは自動車だけに留まらず、家電やスマートハウス、果てはペットの餌の管理などもデジタル機器が使用されてきているのが現状です。

広告でも同じことが言えます。
トレインチャンネルと呼ばれる電車内の広告も、印刷された中吊り広告からデジタル化へとシフトしていますし、タクシーやバスの広告も今後デジタル化が進んでいくことでしょう。

ここで話をホームページに戻しますが、現代の飲食店関連のホームページにいたっては、なんと閲覧端末の90%以上をスマートフォンからのアクセスが占めているのです。
「ホームページはPCで見るもの」という常識がもはや非常識となってきています。

Googleが推奨するモバイルファーストインデックス(MFI)でも、ホームページをデザインする時、スマートフォンでのデザインが、PCでのデザインより優先される流れになるでしょう。

動画においても同じことがおこってきています。
現在、テレビやPCモニタなどは、例外を除き16:9のアスペクト比が主流ですが、過去は4:3が主流でした。
しかしこれも、スマートフォンの普及により「動画は横向きのモニタで見るもの」という常識が崩壊しつつあるのです。

もちろん、まだまだ動画は横向きが主流ですし、スマートフォンでも横に傾ければ横向きの動画がフルサイズで視聴できます。ただモバイル端末からのアクセスが多い業種などの動画は、縦向きの動画が今後は主流になってくるかもしれません。(実際に若年層向けに作られた動画は縦向きのものも既に存在しています)

デジタル広告市場が22兆円を突破し、世界各国でもテレビ広告市場をネット広告市場が追い抜きつつある昨今、世帯一人あたりの平均テレビ視聴時間を、ネット利用時間が追い抜いています。
これはスマートフォンの普及を考えれば当然のことで、テレビは一家に一台の時代から、一人一台の時代へと変わり、またその流れが今では逆に「スマホやPCがあればテレビは不要」という層まで存在しているのです。

「ドッグイヤー」という言葉をご存知でしょうか?
犬の1年は人間の7年に相当することを指しているのですが、情報技術分野における革新のスピードをあらわす概念としてこの言葉が使われています。通常7年で変化するような出来事が1年で変化するということです。

7倍のスピードで進化し続ける情報技術の世界において、ビジネスにITを活かすとなれば、単純に同じく7倍以上のスピードでアンテナを張り続ける必要があります。(AIの進化により今後はもっと速くなります)

本業を持ちながら、経営者の方がこの流れを追いかけていくことは並大抵の努力では足りません。
だからといってこの努力を怠れば、競合他者に埋もれてしまうのは想像に難くないでしょう。

しかし時間は有限です。
限られた時間の中で、与えられた課題をこなすには限界があります。

この「限界」を低くしてしまうのか、さらに高めるのか、これがデジタルマーケティングにおける重要課題となってくるでしょう。