Amazonによるインターネットサービスプロバイダ事業参入で
ネット通信料を完全無料化は可能?【夢物語】

Amazonの目指すべきところとは

今のAmazonなら大抵のことは出来てしまう

今のご時世、誰もがご存知のAmazon。
Amazonのサイトは、もちろんWebマーケティングにおいて必要な機能が盛り込まれたECサイトにはなっていますが、ただその程度の機能を実装するだけで世界一のECサイトになれたわけではありません。
(ECとは、electronic commerce=エレクトロニックコマース=電子商取引のこと)

Amazonのすごいところは、なんといってもまず「本の送料無料へのこだわり」。
Amazonは街の小さな本屋さんでしたが、インターネットが流行り出した頃には、これからは買い物もWeb上でおこなわれることを瞬時に予測し、その道へと進路を変更していきました。

本の送料無料に対するこだわり

Amazonのすごいところは、本の送料無料を徹底したこと。
本というのは基本的には薄利商品と言われ、1冊売れた程度では本の送料を無料にしていたのでは赤字事業なわけです。

しかしなぜAmazonがこれを続けたかというと、すべてはデータ取得のためだと思われます。
「データが金を生む」
いや、こんなどストレートな言い方で言ったかどうかは知りませんけどね。

特に本なんてものは、その人の趣味嗜好が色濃く反映されるジャンルであって、Amazonはその購入履歴データと共に、購入者情報(メールアドレス等)を握っているのですから、Webマーケティングに必要なパーソナルアプローチを可能としたわけです。
ですが、ここまでなら並の通販会社が無料で商品を配って顧客情報をゲットしているのとそれほど大差はないのかもしれません。

どこの会社も目をつけなかったインフラの整備

ECサイトの運営者が真っ先に考えることは、競合他社の存在や商品ラインナップ、価格設定やターゲット設定でしょうか。
しかし、Amazonは他社が誰も目をつけていなかった、インフラ整備へと莫大な投資をしたのです。

もともと日本は特にですが、倉庫というものを「家賃のムダ」「お荷物」「倉庫など少なくていい」などと捉えていたわけで「倉庫の整備にお金をかける」などという発想は微塵もなかったわけです。
しかしAmazonが倉庫を含むインフラ整備に投資を始めたことで「当日に届く」という離れ業を可能とし、今日ではそのサービスを利用できるプライム会員というサービスが会員数を劇的に伸ばしているのです。

Amazon Prime が大人気の秘密とは

Amazonプライムはかなり前から存在するサービスでしたが、日本では楽天の存在が大きかったこともあり、Amazonを利用するのはどちらかと言うとWebのヘビーユーザーという傾向が強く見えた気がします。
実際に、楽天で買い物をしている方は未だに多く、世界一とともに日本一の座をAmazonに奪われたとは言え、やはり今でもライトユーザーほど楽天に走っている気がします。

個人的には、楽天のメルマガ体質(スパムのような)に問題があると感じているため、ECサイトはAmazonをメインで使用しています。
当然、プライム会員になっているわけですが、たったの月400円(年払いの場合4,000円以下)で、これほどのサービスを受けてもいいの!?
と思ってしまうほどの盛り沢山。
その一部をご紹介します。

Amazonプライムの人気サービス

プライムビデオで懐かし動画やAmazonオリジナル制作番組まで驚異の見放題

Amazonが提供する動画配信サービス。
月額400円のプライム会員になることで、なんと海外・国内ドラマや、映画なども見放題。
当然、アニメやお笑い、ドキュメンタリーなども、それなりに豊富。
アニメ専門のdアニメストア(同じく月400円)などの特定ジャンル特化サービスには敵いませんが、さまざまなジャンルのものを観たいという方なら、これだけでも400円の元はカンタンに取れてしまうでしょう。

プライムミュージックで音楽が100万曲配信

こちらは音楽配信サービスです。
なんとこれもプライム会員の400円に含まれてしまっています。
Amazonのスマートスピーカー「Amazon echo(アレクサ)」を持っていれば、+380円でAmazonミュージックアンリミテッドを利用でき、100万曲無料から4000万曲無料へとアップグレードできます。
アレクサに話しかけるだけで、4000万曲が聴き放題というわけです。
echoは持ってないがプライム会員だ、という方なら、+780円のサービスとなるようです。

Amazonでお買い物した時のお急ぎ便が無料

これは言わずもがな。
Amazonがインフラ整備をした件も含め、Amazonという会社がいかに顧客へ商品を迅速に届けるのかを考えつくされていることになります。
どこかの会社のように、スパムメールを送り付けるぐらいしか能のない会社とは、一味も二味も違うわけです。
さすがは天下を取ったECサイト、といったところでしょうか。

さらには、なんとゲームまで!

プライム会員の方なら、上記サービスに加え、今後は無料ゲームまで開放されていきます。
その名は「Twitch Prime(ツイッチ・プライム)」。
最新情報につき、詳細が気になる方は「Twitch Prime」でGoogle先生に聞いてみてください。

他にもさまざまなプライム会員特典があり、一部では「プライム会員の価格はいつか値上げされる」とも言われており、実際に米国ではかなり高額になっているようです。
しかし、それが高額だと感じれば「解約する自由」が消費者にあることは事実。

その他、プライム特典以外にも、Amazonのkindleアプリを使って「kindleアンリミテッド」という書籍が一部無料で読めるサービスも展開しています。
何万円もするような専門書まで無料で読めてしまうこともあって、大変重宝するサービスです。
(こちらは月額980円)

Amazonの次のターゲティングはサザエさん

2018年3月をもって、長年続けていた「サザエさん」のスポンサー降板を発表した東芝。
これにかわって同年4月からメインスポンサーを引き受けるのがAmazonとのこと。

AmazonはWebサービスで伸びてきた会社ですが、サザエさんのスポンサーに名乗り上げるということは、これまでのAmazonのセグメンテーション(市場細分化)を含み、いよいよ日本中すべての層をターゲットに設定したと考えても良いかもしれません。
これは並大抵の企業ができることではなく、ターゲットを広げれば広げるほど、セグメントを広くすればするほど、膨大なコストが必要になるわけです。
その膨大なコストを回収できる見込みがなければ、絶対にセグメントを広げることは出来ないのです。

テレビ(以下、TV)は広告主が広告料をTV局に支払うことにより、視聴者へ負担を迫らず原則として無料での視聴を可能としています。
しかしこのビジネスモデル、一体何年前に作られたモデルでしょうか。

近年ではTV番組は見たいものだけを録画され、CMスキップで視聴されることが多くなっており、TVの視聴率は軒並み右肩下がり状態。
TVからすると、Webは脅威でしかないのかもしれません。
実際に誰もがスマートフォンを持つこの現代にもかかわらず、TVでWebサービスのことがポジティブに紹介されるのは極めて稀な事例なのです。

Amazonによる、インターネットの完全無料化を!!

TV視聴とは違い、インターネットを使用するにはISP(インターネットサービスプロバイダ=インターネット接続事業者)との契約が必要で、必ずそこには幾らかのお金がかかります。
しかし、Amazonのインフラ整備能力や資金力、既存顧客網を使えばインターネット使用料を完全無料化し、そのうえでAmazonにも多大なる恩恵があるサービスを完成させることはAmazonなら可能なはず。

実際に先述のAmazonプライムビデオでは、Amazon独自制作の動画が配信されていますし、その特異性はWebならでは。
インターネットは快適で便利なものなのは間違いないのですが、やはり世に普及して20年以上経過するにもかかわらず、ネットの回線使用料はあまり変わらない状態が続いています。

もちろんこの20年の間にも、パソコン通信(ダイヤルアップ)→ISDN→ADSL→光回線、というようにネットの回線速度は年々向上しています。
スマホの速度でも2020年には5G回線になると言われており、Webの進化はまだまだ衰える気配を見せません。

ですが、若者のPC離れ然り、無料Wi-Fiスポット然り、なかなか一般家庭にPCが売れず、固定のネット回線自体に毎月5,000円~6,000円程度のお金を払うのがもったいない。
という層が多くいることは事実であり、その不満を解消できるのは未来予知者Amazonしかいないのではないでしょうか?

ですが、AmazonがISP事業に参入するというお話しは聞きません。
なにか私程度では分からないボトルネックがあるのでしょうか。

ISP事業に無料または超低価格で参入し、新たなデータ活用や、自社へのターゲット囲い込み、自社サイトへの動線を創り上げる。
など、色々と夢がひろがりんぐwww
とか思ってしまうのは私がまだまだ甘ちゃんだからかな。

でもAmazonは本当にすごい。
税金云々、独占禁止法などの問題も報道されていますが、大量の雇用を生み、世界中へと価値を最短で届け、今もなお進化し続ける会社。
今後のAmazonの動向は、サザエさんのCMも含み要チェック項目です。

本記事は、何か最新情報が入りましたら随時更新してまいります。

2018年3月18日 追加更新
本記事は検索エンジンにインデックスされずフェイクニュース扱いを受けていましたが、一部リライトにより正常にインデックスされました。
GoogleとAmazonが喧嘩中(笑)であることの影響なのか?と不安でしたが大丈夫でした。
Googleは相変わらずの大人の対応。そういう意味ではAmazonは少し子供なのかもしれません(笑)
本記事は、今後の順位変動の動向を見て記事内容を編集、または削除する可能性があることをご了承ください。

Webマーケティングチーム「青峰院」
Webマーケティングジェネラリスト
チームリーダー「KR」