コンテンツマーケティング

御社のWebサイトの資産価値を決める要素とは?
その答えがここにあります。

Webサイトの資産価値を高めるコンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは

「コンテンツ」「マーケティング」それぞれの単語だけを見ると、特に目新しいものではありません。
では、「コンテンツマーケティング」とはいったい何をさすのでしょうか。

コンテンツとは

コンテンツ(content)とは、日本語で、
中身、内容物、内容、目次、(作品・論文などの)趣意、要旨、真意、(形式に対して)内容、(ものの中に含まれている物質の)含有量、(容器の)容量
と様々な意味がありますが、ここでは「内容」や「真意」や「要旨」と受け止めてもらうのがしっくりきます。

つまり、コンテンツマーケティングとは、ホームページの内容や要旨をマーケティングに活かすことです。
では次に、マーケティングとはなんなのかを見てみましょう。

マーケティングとは

マーケティング(marketing)とは、日本語で、
市場調査・流通経路・広告なども含む製造計画から最終販売までの全過程、市場取引
という意味です。

経営者やマーケティング担当ならご存知の方も多い、アメリカの経営学者でマネジメント研究の第一人者でもあった「ピーター・ドラッカー」氏は、マーケティングについて、このような言葉を残しています。

「マーケティングの理想は販売を不要にすることである」

この言葉はドラッカー氏の名言の中でもあまりに有名で、この理想形を目指して日々マーケティングに取り組んでいる方々も多いかと思います。
しかし、この言葉には続きがあり、

「マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである」

と言われています。

ドラッカー氏の言う「販売を不要にする」というのは、極端すぎるという印象はどうしても否めません。
というのは、あくまでこれはマーケティングの理想形であり「売り込み営業(プッシュ型営業)を不要にする」という意味だと弊社では解釈しています。

プッシュ型営業とプル型営業の違い

プッシュ型の営業とは「PUSH=押す」なので、「押し売り」のイメージがどうしてもあります。
実際にセールス活動を経験された方であれば、押し売り営業は提案先に露骨に嫌な顔をされることもままあります。
また、プッシュ型営業の対義語は、プル型営業です。
「PULL=引く」なので、待ち営業のような感覚ですね。

恋愛のテクニックなどでよく言われる「押してダメなら引いてみろ」と同じように、セールスでも押す方法と引く方法があるわけですが、御社はどちらの手法をお望みでしょうか?

優秀な営業マンがいて、充分売上は上がっている、これまで通りプッシュ型営業でいく。
というお考えであれば、体に汗して営業マンにセールスは任せてしまうというのも一つの手法ではあります。

しかし、ドラッカー氏の言う、「おのずから売れるようにする」というマーケティングの完成形に近い手法をお考えであれば、Webサイトを活用したコンテンツマーケティングの出番です。
ただ、体に汗して営業をかけるプッシュ型営業と違い、コンテンツマーケティングは脳に汗をかき、ライティング技術を磨いていくことが重要です。

実際、近年では「インバウンドマーケティング」と言われる、プル型営業の進化系が理想とされています。
(訪日外国人観光客を相手に行うインバウンドとは意味が異なりますのでご注意ください)

ホームページ運営におけるインバウンドマーケティングとプッシュ型営業の併用が売れるシナジーを作り出す

シナジーとは相乗効果のことで、一つの手法やメディアだけに頼るのではなく、デジタルマーケティングやマス媒体を含む様々なメディアを併用して、その相乗効果により広告効果を最大限に高めることです。
これもメディアミックスと呼ばれる手法ではあるのですが、マス媒体の問題点は、正確な広告効果測定が出来ない(または計測しにくい)という欠点があります。

その欠点を補うために、チラシやフリーペーパー等にクーポンをつけて反響数をカウントするのですが、必ずしもお客様がクーポンを利用するわけではないので、やはり効果測定という面ではデジタルマーケティングに軍配が上がります。
またクーポンをつける場合、そのクーポンのオファー(マーケティングでは、販売者側が購入者側に対して購入に関しての条件を提案することを指します)が弱ければ、効果測定どころか反響さえ見込めません。
さらにクーポンの欠点は、所謂「クーポン荒らし」と呼ばれる層のお客様が、クーポン利用の出来る初回のみ利用して、リピートに繋がりにくいという点があげられます。
そして、マス媒体の最大の欠点は、費用がかかる割にターゲットの設定が弱くなり、さらにコストパフォーマンスが低くなってしまう事が多いのです。

効果測定が出来て、シナジーを作り出せるマーケティング戦略とは?

ホームページ制作・運用のページでも説明していますが、Webサイトには様々な検索キーワードからの見込み客流入があります。
そして、そのためには、検索エンジンでの上位表示やアクセス解析が不可欠です。

Googleが公式発表している「ユーザーにとって有益なコンテンツを提供しているウェブサイトを評価する」という項目を補完することこそが、コンテンツマーケティングの基盤であり、そのロジックを継続的に求められているわけですが、これは効果が出始めるまでにおおよそ3ヶ月~6ヶ月程度かかるケースが多く、ドラッカー氏の言う、「おのずから売れるようにする」状態まで成長させるには、最低でも1年以上かかるケースがほとんどでしょう。
例外として、1ヶ月でアクセスが急増したケース等もありますが、元々のWebサイトの質が極端に低かった場合や、コンテンツマーケティングだけでなく、SNSを含むソーシャルメディアや各種ツールを併用したシナジー(相乗効果)です。
多様化する顧客のニーズやウォンツに対応するためには「コンテンツマーケティングやアクセス解析に終わりはない」と言い切ることができます。

コンテンツマーケティングには、手間・時間・ターゲット設定・キーワード選定・ライティングスキル・経験・競合調査・解析などの様々な要因が絡みます

「そんなに時間や手間がかかるならやりたくない」と思いましたか?

もし、御社がそう考えたのであれば、すでにその時点で大きな過ちを犯しています。
何故なら、コンテンツマーケティングの目的は「即効性」ではなく、Webサイトを成長させることで資産価値を高め、今後まだまだ本格化する検索ユーザーを拾い続けるためには、外せないWebマーケティング手法だからです。

即効性のあるWebマーケティングとは

もし御社がWebマーケティングに「即効性」を期待するのであれば、様々なWeb広告(GoogleやYahoo!等のリスティング広告やリターゲティング広告、その他にもFacebook等のSNS広告など)を利用することが必要になります。Web広告については、下記のページで詳しく解説していますので、よろしければご一読ください。

「Web広告運用サポート」を読む

流行りのランディングページとは

即効性という意味では、ランディングページ(LP)を作成して、広告からそのページを表示させて直接集客してしまう方法もあります。

流行りのランディングページですが、人によってはLPのセールストークは「見飽きている」という層もおられます。(特にマーケティング関連に関心のある方や、副業・ネットビジネスに関心のある方)
本来、ランディングページとは(landing=着地)という意味で、Webサイトで最初に着地するページを指します。

ということは、ページを開いた瞬間に、ユーザーの関心を最大限に高めるファーストビューやキャッチコピーのインパクトが重要で、さらには本文となるライティングスキルはもちろん、結論→問題提起→改善提示(メリット)→圧倒的な証拠→圧倒的な保証→定価の提示→割引価格の提示→アクション提示(コンバージョン)→追加特典の提示→2度目のアクション提示、といった文章校正の「お決まり」みたいなものが存在します。

「深夜の通販番組」や「某有名通販会社」等が使っている手法のWebサイト版みたいなものと言えば分かりやすいでしょうか。

また、それとは別に、すぐに商品購入を促すランディングページではなく、まずは見込み客を集めることを目的とされているケースもあります。
その集めた見込み客に対して、メルマガやLINEやダイレクトメール等を用いて、「見込み客(興味はある段階)」→「潜在顧客(そのうち客)」→「顕在顧客(今すぐ客)」へと育てることを目的としているサイトが多い傾向にあります。

口コミを狙ったバズマーケティングとは

コンテンツマーケティングを継続することによって、検索エンジンでの上位表示や、SNSでの拡散やシェア機能を用いたバズマーケティングの効果も期待できます。
(ちなみに、SNS等で記事が拡散されアクセスが急増することを「バズる」と言います)

バズマーケティングとは、所謂、昔から言われていた口コミマーケティングの事ですが、ネット社会の今や、口コミを起こすことはネットのなかった時代よりも比較的カンタンに行えるのが利点です。
また、検索されるキーワードによっては、必ずしも御社のホームページのトップページが表示されるわけではないので、各記事(コンテンツ)に対しての最適なSEOを意識した内部施策をおこなうことで、検索キーワードに対して見せたいページを強化することも可能です。

コンテンツマーケティングを取り組むために必要なオウンドメディアとは

コンテンツマーケティングをまとめると、ユーザーが検索するキーワードに対して、正確かつ最適な答えを提供していくことが大切ということです。
見込み客にとって有益で良質、また正確な記事、動画やイラストや漫画などを活用することにより、ユーザーに答えや顧客体験(UX=User Experience)を与え、Webサイトの閲覧時間(滞在時間)を伸ばし、サイト全体の回遊率(内部リンク最適化)を高めることが重要になります。

そのために必要なものが「オウンドメディア」や「ポータルサイト」です。
「Webサイトとなにが違うの?」と疑問を持たれた方は、下記のページをご覧ください。

「オウンドメディア制作・運用」を読む

「ポータルサイト構築」を読む

「ホームページ制作・運用」を読む

コンテンツマーケティングをさらに知る

あまり、長く記事を書いてしまうと、読んでいただくのに疲れてしまいますよね。
コンテンツマーケティングは、これだけで全てを語れるわけではないので、今後はWebマーケティングジェネラリストのWeBLOGをご覧いただけますと、当社のWebマーケターの独り言、そして当社PRキャラクターの「青峰ジェネ」と愛猫「チャー坊」が、Webマーケティング情報を対話形式でお届けしていきます。

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